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La Truffe Noir (ラ・トリュフ・ノワール) ☆  

今日は学校主催のクラスディナー。
初・中・上級と各期ごとに1回、シェフを交えて皆で食事をするというもの。
今までの人の話を聞くと上級は3つ星レストランだったので、
以前からかなり楽しみにしてました。
それなのに、それなのに先月の終わりに配られた「クラスディナーのお知らせ」を見て
ガーン。3つ星じゃな~~~い! ひどい、ひどすぎるっ!!!
みんなかなりブーブー。
で、どこだったかと言うと『La Truffe Noir』というお店。
名前の通りトリュフが名物の1つ星レストランです。
星が全てじゃない、1つ星だってすごい事だし、たとえ星がなくたって良いレストランは
あるし、ね。気に入ると良いのだけれど・・・

193420(1).jpg凱旋門から2駅ほどの所にあるこのレストラン。
パリ市内ではなく郊外になるのですが、この辺は高級住宅街だとか。
確かに近くにある建物(マンション?)に施されたレリーフはどれも細かくて綺麗で高級そう♪
レストランは結構普通の店構えでした。



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店内の様子。
シャンデリア、椅子、壁にかけられたマスクなどちょっとポップな感じ?

203638(1).jpgまずはアペリティフから。
何かが浮いていると思ったらトリュフ!!!
いきなりのトリュフ登場にビックリです。
飲んでみようとグラスを近づけると、
トリュフの香りがほわ~ん。
だけどシャンパンにトリュフを入れる必要あるの?
トリュフに水分が含んでしまって、フニャフニャしてるのが微妙・・・
水がかかったポテトチップスみたい^^;
3種類のアミューズブーシュとともに頂きました。


210927(1).jpg前菜はフォアグラのテリーヌ。
中心の白いものはリー・ド・ボーhttp://yumail.blog57.fc2.com/blog-entry-125.htmlでその周りに
刻んだトリュフ。
かなり食材が豪華ですね。
これは普通においしかったです。
あ~でもフォアグラはテリーヌじゃなくソテーしたものが好き♪

213625(1).jpgカワメンタイという名前の魚のポワレ。
カボチャのソースにこれまたたっぷりのトリュフ。これだけ生トリュフを使ったらすごい値段になりそうだけど、最初からトリュフ続きだとありがたみが薄れてくるかも・・・
お魚の焼き加減はとても良かったです。
なんかフランス人には「お魚は火を入れすぎては絶対ダメ」という考えがあるようで、
それはもちろんそうなのだけれど、だから中心部が生って事がよくあるんです。学校でシェフが作ったものでもレストランでも・・・
日本人のお友達と「これ生っぽいよね~」と話すことがしばしば。
でも今回のお魚はちゃんと火が入ってるのに、入れすぎてはいないのでプリプリしてて
美味しかったです。

221014(1).jpgメインは「Quasi de veau de lait」
仔牛(veau)は通常生後1年以内のものを指すのですが、その中でもveau de laitと呼ばれる乳のみ仔牛は生後3ヶ月以内で、肉質も味も良いとされています。
今日はその乳のみ仔牛のquasiという部位。
quasiってどこだろう?
サービスの人に尋ねたら牛の部位図をもってきて説明してくれました。
答えはおしりの肉でした~。付け合せはポレンタで、柑橘系のソースを添えて。

224700(1).jpgデザートはこれまたトリュフ。
メニュー表ではアイスとなっていたけれど、ムースといった感じ。

それから抹茶のフィナンシェの上にチョコレートケーキがのったものと、マンゴーのソルベ。
あとはプチフールいろいろ。


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全体の感想はう~ん微妙です。冷めている料理もあったし・・・
周りのお友達も同じような意見でした。
たぶん大人数で行ったから宴会料理っぽくなってしまったんだと思います。
個人的にこのお店に行った人は皆美味しかったと言っていたので、
星付レストランは個人で行く。これ大事かもしれません。




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